講師派遣・原稿依頼について
【DV問題に関する講演・研修】
◇◆ページごとに分野別の内容表示をしています◆◇
メンタルサービスセンターでは、学校教育現場、自治体、福祉施設、医療従事者の研修など幅広いジャンルの現場から研修依頼・講演依頼をいただき、各機関のご要望にお応えしています。研修のテーマは、さまざまな機関のニーズにあった研修プログラムのコンサルテーションから具体的にプログラムをデザインし実施する受託研修まで、さまざまな形で研修依頼をお引き受けしています。研修・講演についての質問、ご依頼は、まずはお気軽にお問い合わせください。
また、様々な原稿依頼をお受けしています.代表・草柳和之の実績を以下に示しますので、参考にして下さい。原稿依頼の場合は、代表の著作もご参照下さい. 講演料・講師料・原稿料につきましては、主催団体・機関・自治体等の事情や規定に、個別に応じますので、お問合せ下さい。 ⇒《原稿依頼をされる方のための参考資料》
■.03-5926-5302/070-5016-1871
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【DV問題に関する講演・研修】
@一般向けDV問題の講演
広く多くの方に分かりやすくDV問題の講演を提供しています。芸能界の話題、事件・ニュース、TVドラマ、映画などを取り上げて、その中に潜むDVの要素について、解説します。ピアノがある会場では、ドラマ・映画の音楽を演奏しながら、それにからめてDV問題について楽しく語ります。
日本や世界でのDVに関する統計や情報も紹介し、被害者への理解をいかに深めるか、など、DV問題に関する基礎的知識を提供します。DVは家庭生活を営む際のありふれたリスクであり、DVを理解しておくことは、今や家庭人として必須の知識でありましょう。
ADV被害者対応研修の提供
近年、DV防止法が施行されるとともに、医療・福祉・相談などの現場では、電話相談や面接を通してDV被害者に対応する機会が増えています。被害者が同じような質問を何度も相談員に尋ねてきたり、被害者の迷いが多くなかなか行動につなげられない、など、対応に苦慮する経験を持つ援助職の方も多いはずです。
この研修会では、DV被害者ケースに必要な見立ての枠組みと対応技術を提供します。DV問題解決の全体像の理解のもとに、被害女性の多大な苦痛や混乱に最大限の配慮をしながら、被害者支援のネットワークにつなぎ、本来の自分を取り戻す面接法・電話相談のスキルを提供します。講義だけでなく、講師によるデモンストレーション、ロールプレイ実習もふんだんに取り入れ、次の日から現場で役立つノウハウを学ぶことができます。
《内容項目》
・DVの本質
・被害者の心理機制
・被害者が安心感をもてる援助技法
・被害者の回復段階に応じた適切な援助
・ビデオを使ったグループ討議
・リフレイミングの応用
・二次被害のメカニズムと防止
・その他
BDV加害者対応研修の提供
→DV防止法の施行以後、精神科クリニックや相談室に来所するDV加害者が増えており、加害者に対する心理療法の方法論に関する研修の必要性が高まっています。加害者は言い訳や自分の考えの正当化など、変化しにくく、臨床家にとって独特な困難を感じさせます。 加害者の心理療法には、通常の臨床とは異なる方針が必要なことが分かっています。この研修では、加害者の心理機制を理解し、彼らの自己防衛を巧みに揺さぶり、丹念に解体していく多様な技法を学ぶことができます。加害者プログラムが義務化されていない制約を乗り越え、被害者支援との整合性を重視し、最大限に加害者対応の役割を発揮するための、最新の心理臨床的アプローチの習得を目指します。
《内容項目》
・加害行為の本質
・加害者の心理療法の理論
・ジェンダーと男性の精神病理
・モチヴェーションを高める工夫
・加害者の自己防衛を効果的に揺さぶる
・偏った認知の修正
・相手を尊重するコミュニケーションの作り方
・心理教育的アプローチの実際
・リフレイミング、ブリーフセラピーの応用
・その他
《参考資料》
「日本のDV加害者更生プログラムの健全な発展へ向けて」
駄フェミ.com編 『駄フェミ屋−OUTSIDER FEMINISM!』(駄フェミ.com) 2008.
⇒⇒ダウンロード
《依頼実績》 〓以下の他、極めて多数〓
・2001〜07(毎月一回・全6〜10回):
(社)日本産業カウンセラー協会主催「DV被害・加害面接法実践講座」
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・1998.12:東京弁護士会主催・DVシンポジウム
・1999.2:日弁連・両性の平等に関する委員会
・1999.11:東京都生活文化局主催・DVシンポジウム(東京ウィメンズプラザ)
・1999.11:東京YWCA主催「女性と人権講座2」
・2000.1:日本性格心理学会(現:日本パーソナリティ心理学会)公開研修会(慶応大学)
・2000.6:日本家族カウンセリング協会主催・シンポジウム「家庭内暴力の支援」
・2000.12:神奈川県高等学校教職員組合主催「新しい男女共同参画社会を作るつどい」
・2001.4:民主党主催「シンポジウム:女性への暴力根絶を目指して」
・2001.11:福島県男女共生センター/ジャパン・ソサエティー共催
「日米女性指導者交流シンポジウム」
・2002.6:都立中部総合精神保健福祉センター主催「精神障害研修:ドメスティック・バイオレンス」
・2002.9:関東甲信越静地区婦人保護事業研究協議会主催「DV防止研修」
・2002.12:日本コミュニティ心理学会主催・DVシンポジウム(立教大学)
・2003.2:法務省法務総合研究所研究部・DV加害者研究チーム主催研究会
・2003.7:(福)子どもの虐待防止センター主催「子どもの虐待防止セミナー」
・2003.11:横浜家庭裁判所・調査官研修
・2004.2:東京家庭裁判所・東京家事調停協会社会福祉委員会主催研修会
・2004.2:家庭裁判所調査官研修所・養成部第49期後期合同研修
・2004.11:インドネシア.女性エンパワメント省副大臣及び同補佐に,技術協力研修「女性に対する暴力撤廃」を提供(日本国際協力機構〈JICA〉の依頼)
・2004.12:多摩三弁護士会主催・DV研修会
・2005.11:相模原家事調停協会主催研修会
・2006.1:鳥取県福祉相談センター主催「DV被害防止事例検討会議・職員研修会」
・2006.10:宇都宮家庭裁判所主催・調停員研修会
・2007.2:青森県健康福祉部こどもみらい課主催「DV問題講演会」
・2008.3:“人間と性"教育研究協議会.静岡・愛知・岐阜サークル主催「第2回東海セミナー」
・2008.10:埼玉県学校保健会北部高等学校支部主催・研修会「デートDV防止について」
・2009.8:《国立女性教育会館:男女共同参画のための研究と実践の交流推進フォーラム・分科会》
「男性の関心を促進するDV問題啓発とは?〜〜男性よ、DV問題は恐くない」
・2009.10:新潟県上越市企画・地域振興部男女共同参画推進課主催「配偶者からの暴力被害者支援アドバイザー派遣事業」として講演と研修.
・2009.11:NPO法人ユニフェム日本国内委員会/北九州地域委員会主催「DV根絶のためのシンポジウム」にて講演とピアノ演奏.
・2010.3.19:青森市男女共同参画プラザ主催「DV支援者セミナー:DVの実態と加害者の心理/DV加害者更生プログラム最前線」
・2010.11:島根県健康福祉部青少年家庭課主催「配偶者からの暴力被害者支援研修」(島根県男女共同参画センター“あすてらす")
・2011.2:平和のための心理学者懇談会主催「暴力とジェンダーの役割」(和光大学)
・2011.2:全国児童家庭支援センター協議会主催・関東地区ブロック研修会「DVの発見と介入」(星陵会館)
・2011.3:静岡県男女共同参画課主催「あざれあ男性相談相談員研修」(静岡県男女共同参画センター)
・2011.4:東京地区矯正教育研究会主催「DV問題の理解と被害者対応の基礎について」(法務省矯正研修所東京支所)
・2012.9:日本心理学会第76回大会・ワークショップ「平和心理学を創るA」(専修大学)にて講演。
・2013.2:日本カウンセリング学会認定カウンセラー会主催・2012年度第5回相互研究(研修)会にて、「DV被害者・加害者へのアプローチの発展」(早稲田大学)
を講演。
・2016.12:さいたま地方裁判所主催・専門訴訟事件等の特殊事件のための研究の講演会にて、「DV加害者の心理と対応」(さいたま地方裁判所)を講演。
・2019.7:石川県こころの健康センター主催「DV被害者支援研修と加害者対応の基本」(石川県こころの健康センター)
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